現在の仕事内容

1.加工治具の設計
 加工治具とは製品を加工する際に使用される取付具のことです。治具設計では加工する製品が固定出来ていることや製品精度を満たす加工が行えるなど様々なことが重要です。加工現場で経験したことや経験豊富な上司と相談し、より良い加工治具の設計を心がけています。
2.CAD/CAM/シミュレーターを用いた加工プログラム作成
 CADで3Dモデルを作成し、そのモデルを基にCAMでプログラム作成をしています。プログラムが完成後、シミュレーターで干渉がないかを確認して加工現場に加工プログラムを渡し加工します。シミュレーター上と実際の加工では熱、切粉等に違いがありますが、加工現場で経験したことや加工に詳しい先輩に聞いて知識を増やしています。
3. 設備の修理、保全
 当社ではマニシングセンタや旋盤、研磨機など100台以上あり、最新のものから30年以上現役で稼働している機械まであるため不具合や故障が発生します。その際の修理や復旧作業も行います。機械の内部に入って作業したりすることもあり危険ですが、安全作業に努めて少しでも早く復旧させることを心がけています。

 

今の仕事のやりがい

製品の品質向上や加工時間の短縮を通じて、日々の生産性向上に貢献することが出来た時です。しかし部内や部外・社外の人のサポートのおかげであり、決して1人だけで仕事が出来る訳ではありません。日々の課題に立ち向かいながら、問題解決能力を磨く機会でもあり、その成長が自己の成長だけでなく、企業の生産性向上に繋がるという点も大きなやりがいを感じます。

 

ある日のY.Mさん

7:45 出社 勤務先の工場まで車で通勤します
8:00 業務 一日の業務内容を確認し、取りかかります
10:00 休憩 職場でゆっくりしながら休みます
10:10 業務 治具設計や機械修理などを行います
12:10 昼食 食堂で弁当を食べて、ゆっくり過ごします
12:55 業務 午前の続きを行います
15:00 休憩 飲み物を飲みながら休憩します
15:10 業務 急な依頼があれば場内に出向き担当と確認します
19:15 退社  

私がアルプスツールを選んだ理由

私がアルプスツールを選んだ理由は大きく2つあります。1つ目は製造業のメーカーで働きたいと考えていたからです。幼い頃からものづくりに興味があり、その影響もあり大学では機械系の勉強をしました。就職活動の際には大学で学んだ機械系の知識を活かして製造業のメーカーで働きたいと考えていました。会社の説明会では工場見学があり、そこではマシニングや旋盤や研削盤などのたくさんの機械があり私もものづくりに携わりたいと思いました。2つ目は新入社員の研修や借り上げ社宅などのサポートが充実していることです。これらのサポートがあることでスムーズに社会人としての生活を始められる安心感を持ちながら、専門的なスキルや知識を磨く環境が整っていると感じ入社しました。

学生の皆さんへ

就職活動はたくさんある企業から選ぶ必要があります。そこで自分自身の興味のある業界やどのような価値観を持っているかなど自己分析を行ってみてください。そして興味のある会社には積極的に足を運び、自分の目で雰囲気を確かめてみましょう。また、分からない事や気になっていることは採用担当者に聞いてみましょう。そうすると自分に合いそうな企業がわかると思います。就職活動は大変ですが、焦らず自信を持って頑張ってください。