現在の仕事内容

第三工場の生産管理課において、受注を受けたツール製品(回転工具)を決められた納期までに効率的に生産するため納期交渉をしたり、工場内に流れている品物の管理をしています。
生産管理は事務職ですが、工場内を動き回ることが多いためデスクにいることは少ないです。直接出向いて進捗を確認したり、工場内の担当と話をして状況を掴んだりお願い事をすることも多くあります。
営業から受けた注文内容を見て何がいくつ必要なのかを確認し、自動倉庫と呼ばれる部品庫に行って、必要な部品の在庫があるかどうかを確かめ出庫作業を行います。出庫作業が完了したら、必要な部品を持って図面と一緒に工場へ持っていきます。その後は工場の方が部品を加工してくれるので、納期に間に合うように対応しています。
出荷の業務も行っています。Excelで納期を管理していて、納期日には出荷を行います。レーザーマーキングを使って製品に番号を打ったり、発送をする前に段ボールが崩れないようにラップで固定をしていく作業を行っています。段ボールを固定する作業はまだ慣れず時間がかかってしまうのですが、先輩はスムーズに時間をかけずに固定をしていくため、私もスムーズに出荷準備ができるように日々努めています。

 

今の仕事のやりがい

自分で発注をかけた部品が滞りなく加工できたときや、自分で用意した部品が製品になって出荷されたときは達成感があります。
生産管理では基本的にいつ何の作業をするのか1日のスケジュールは自分で決められるため、デスクワークで集中力が切れたら立ち仕事をするなど、自分のペースで作業ができます。作業内容は多岐にわたり自分のペースで作業できる反面、忙しいときや緊急の案件が来たときは自分自身で優先順位を決めて円滑に業務をこなす必要もあります。
アルプスツールでは資格や免許取得のための支援も整っています。私は生産管理課に配属されてからフォークリフトの免許を取得しました。会社が申し込みを行い金額も負担してくれるため、安心して資格勉強に励むことができます。免許を取得したことで、できる仕事内容も増えました。新しいことにチャレンジできる環境が楽しく、やりがいを感じています。

 

ある日のR.Iさん

7:40 出社 会社の借り上げアパートから3駅ほど電車に乗ります。駅から工場まで歩いて5分程度のため通いやすいです。
8:00 業務 メールを確認し、前日やりきれなかった作業や急ぎの仕事などから取り掛かります
10:00 休憩 自分の席でゆっくり休みます
10:10 業務 営業から製造指示が届いた製品について、部品の在庫や加工の状況などを確認し、工場内への部品加工指示を計画します
12:10 昼食 食堂で昼食をとり、自分の席で仮眠するなどしてのんびり過ごします
12:55 業務 加工済みの部品を出庫し、組立て可能な状態にします
15:00 休憩 コーヒーを飲んだりしてゆっくり休みます
15:10 業務 加工が完了した部品を倉庫へ入庫します
18:15 退社 仕事の進度によっては残業をする日もあります

私がアルプスツールを選んだ理由

当時は地元である愛知県と出身大学のある長野県の企業を受けており、最終的にのどかな空気を求めて長野県での就職を決めました。アルプスツールは長野県内でも長く続く企業で安心感があり、元々自分たちの手で製品を作って提供する製造系メーカーの仕事に興味があったため入社を決めました。
「ものづくり道場」や「エルダー制度」などの新入社員研修が充実しており、文系出身・未経験の私でもやっていけると感じたことや、福利厚生の1つである住宅支援制度も自己負担額が格安であるため、社員に対する手厚い支援がある会社だと感じました。
そして土日が休みであるためプライベートや趣味を充実させることができています。住宅支援制度のおかげもあって貯金がしやすく、土日にちょっとした遠出をして休日を楽しむこともできています。

学生の皆さんへ

まずは早寝早起きや食生活などに気を付けて、生活リズムを整えることが大切だと思います。そして大学の就職相談課などは気後れせずにしっかりと活用し、自分自身の就職活動を有意義なものにしましょう。
皆さんが大学で学んだ専門分野に関する企業を知ることももちろん大切ですが、他分野の企業のインターンシップや説明会などにも参加してみること、意外な気付きや発見があり選択の幅が広がるかもしれません。
就職活動中はどうしても自分の専門分野に絞って業種や職種を選びがちだと思いますが、文系や理系などの括りを一度忘れて、少しでも興味を持った企業があれば積極的にアプローチしてみてください。