現在の仕事内容

第二工場の組立課に所属をし、現在はバーフィーダーの組立を担当しています。
バーフィーダーは全長2~4mあり、約5日間でゼロから完成まで組み立てています。組み立ては全て手作業で、数千~数万点に渡る構成部品を自分の手で組み立てて、組み立てた部品をバーフィーダー本体に取り付けていきます。取り付ける際に位置の調整が必要な部品などは、その調整次第でバーフィーダーの機能に大きく影響してきます。
組み立てる時には、六角レンチやスパナ、ドライバー、ラジオペンチなどを用います。ドライバーは家庭で使ったことがある方も多いのではないでしょうか。使ったことがない道具は、先輩に使い方を1つ1つ丁寧に教えてもらい、実際に用いて覚えていきます。
バーフィーダーの組立はチームでの作業となるため一人で黙々と取り組むということはなく、職場には一体感があります。そして上司や先輩がすぐ近くにいるので、質問をすると丁寧に教えてもらうことができ、仕事を安心して進めることができています。

 

今の仕事のやりがい

プラモデルを組み立てることが昔から好きなので、現場でいろいろな工具を用いて、部品一つ一つを組み立てて機体に取り付けるという、バーフィーダーの組立に携われていることがやりがいの1つとなっています。また、部品によっては、調整をしながら取り付けるものもあり、その調整に苦戦する時もありますが、上手くできた時に嬉しく思うこともやりがいの1つです。
バーフィーダーが完成する姿を想像しながら組み立てていくことが楽しく、完成した時には達成感があります。また、自分が携わった機械が出荷されるところを見ると、「この機械が日本のものづくりの一端を支えているんだな」と実感します。

 

ある日のK.Yさん

7:40 出社 最寄りの坂城駅から工場まで歩いて約5分で着きます
社服に着替えて今日やることを確認します
8:00 業務 朝礼で連絡事項を確認し、前日の作業の続きから始めます
10:00 休憩 水分補給などをして自分の机で休憩します
10:10 業務 台数分の部品を倉庫から集めたり、部品を組み立てて機械に取り
付けたりなど、機械組み立ての進捗によって行うことが変わります
12:10 昼食 会社のお弁当を食堂で食べます
12:55 業務 工場内で流れるラジオ体操をしてから、午前中の続きをします
15:00 休憩 自分の机でゆっくり過ごします
15:10 業務 定時で帰れるように、集中して作業をします
17:05 退社 基本は定時で帰りますが、作業の進捗により残業する日もあります

私がアルプスツールを選んだ理由

学生時代に、県内の製造会社のタイ工場へインターンシップに参加しました。日本のものづくりの現場を知り、技術の凄さに感動し、日本のものづくりに携わりたいと思い製造業を選びました。
就職活動をする際には自分が持つ軸として、「文系・未経験でも安心して働けること」という基準を設けました。ものづくりに携わりたいという想いはありましたが、文系・未経験でも大丈夫なのかという不安があったためです。
製造業と聞くと理系の方が多いイメージがありましたが、アルプスツールは文系の割合が理系よりも多いということに驚きました。新入社員研修も充実していて、未経験でも安心して働ける環境が整っています。さらに大学の卒業生がほぼ毎年当社に就職しているため、心配事や悩み事を相談できる先輩が近くにいるということも、安心して働いていくことができるのではないかと考えました。
また、生まれ育った地元長野が好きで、ずっと長野にいたいという思いがありました。当社は営業職以外は転勤が無く、中国、タイに工場はありますが、現地の人が工場では働いているため、海外への転勤という可能性も低いです。ここでなら地元で安心して働けると思いました。
就職活動中、当社の複数の社員の方と話す機会があった際に、皆さん穏やかな印象で職場一体となって働いていくという雰囲気が伝わってきました。土日も完全週休2日制で、プライベートも充実させることができるといったお話を聞いていくうちに、自分がアルプスツールで働いていく姿が想像できたことが決め手となりました。

学生の皆さんへ

就職活動をしていくと、たくさんの選択肢が出てきます。それはどの企業の選考に応募しようかだったり、職種の選択だったり、様々あると思います。その中で、何を選択すればいいのか悩むと思います。その時に自分の軸を持っていると選択することが少し楽になると思います。自分が譲れないものは何か、自分が何をしたいのかの軸を持つと就職活動がしやすいと思います。頑張ってください。応援しています。
学生生活はあっという間に過ぎていくので、全力で楽しんで、やれることは全てやり切ってください。